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執筆者の写真金田 千依

母乳育児 完母でなければ意味がない?

お母さん達からよく頂く相談のなかに


「少ししか母乳飲んでないけど、意味ないですか?」


というものがあります。



結論から言いますと、


母乳育児は、「完全母乳」もしくはそれ以外、というような二者択一ではありません。

そして、たった一つだけの正解があるようなものでもありません。


ミルクを併用している場合も、母乳を飲ませ続けることで、赤ちゃんの健康を守る効果は大きくなります。


小さじ1杯の母乳には、赤ちゃんを守る免疫細胞が300万個も入っているそうです。

例え1滴の母乳であっても、たくさんの免疫細胞を赤ちゃんに与えることができているのです。


これは、今後の赤ちゃんを守る糧になっているでしょう。


現在母乳を与えている方も、

以前与えていた方も、

1回でもおっぱいを含ませた方も、


あなたにしかできない、とても素晴らしいプレゼントを赤ちゃんにしているのです。

それは赤ちゃんにとって、かけがえのない母乳育児です。



様々な理由で母乳を与えられないとしても、

赤ちゃんと肌と肌を合わせて抱きしめることは、

お母さんの常在菌を赤ちゃんに与え、悪い菌の定着を防ぐことができます。


これは、赤ちゃんを病気から守ることに繋がります。



そして何より、お母さんに抱かれる安心感は、赤ちゃんの心と体の発達を助けます。


全てのお母さんは、みんな、自分でしかできない方法で赤ちゃんを守っているのです。


自分と赤ちゃんと家族の今にとって最適な選択は一人ひとり違います。


その選択が尊重されること、お母さんが自分らしい子育てを楽しんでいけることを願い、

私たちは支援を続けていきます。

2021年7月25日開催の、「両親学級」まだ空きがございます。


 少人数制、ご夫婦で参加可能です。





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